キク科 |
小さい花がたくさん集まって頭状花になる。花の近くにある
小さな葉(苞)が集まって花の下を包んでいて、総苞と呼ばれる。
小花には、タンポポの様な花(舌状花のあつまり)やアザミの
様な花(筒状花のあつまり)があるが、舌状花で茎や葉を切ると
白い汁が出るものと、筒状花だけか、両方があって白い汁が
出ないものに大きく仲間分けされる。
子房の上には白い毛が並び、冠毛とよばれる。これはがくに
あたるものと考えられ、実が熟すと種子を飛ばすパラシュートに
なる。雄しべは5本がくっついて筒(集約雄ずい)になる。