イボクサ (ツユクサ科) 水湿地や休耕田にはえる1年草。茎は 多くの枝を分けて地をはい、先が斜めに 立ちあがる。花径13mm、花弁は白く、 先がわずかにピンク色にそまる。 雄しべ6個のうち3個は長くて花粉を出し、 3個は短くて花粉を出さない、仮雄しべである。 果実は柄の首が曲がって下を向く。 日本名はイボトリグサでイボ取りの薬に 使用したことによる。