ハマボウフウ (セリ科) 海浜にはえる多年草で、根は深く地中に 垂直にのび1mにも達する。葉は砂上に はりついて広まり、厚くてつやがあり、 代表的な海浜植物である。 日本名は浜防風で、薬草真防風の代用と なることからいう。また、刺し身のつまにしたり、 料理の材料として珍重されるので乱掘され 浜から姿を消しつつある。浜防風には砂を 移動させない働きがあるので、乱掘は しないで欲しい植物である。