センブリ (リンドウ科) 海岸の草地から山地の草原にまで はえる小さな1〜2年草。 茎は分枝しないか、または基部から数本 分かれ直立する。いっぱんに黒紫色になる。 晩秋、最後に開花する野草のようにも 思われる。 日本名は千振で、千回振っても苦味がある、 即ち、薬効が失せないという意味である。 古くから苦味健胃剤として使用されている。