オオバクロモジ (クスノキ科) 落葉低木、高さ2〜3m、枝が多い。 樹皮はなめらかで緑黄色、黒い斑点がある。 花は新葉と同時に房となって垂れ下がり、 淡黄色または淡黄緑色、雌雄異株、雄株は 花径8mmほど、雌花はこれよりやや小さい。 果実は黒色球形で、上を向いてつく。 木には芳香があって、つまようじの材料とし、 樹皮の脂を香水の原料にするという。 日本名大葉黒文字は、葉が大きく、樹皮の 黒点を文字に見たてた名である。