タニギキョウ (キキョウ科) 山の木かげや谷間にはえる小さな多年草。 地下茎は細長くて分枝し、その上に地上茎と なって高さ10cmほどになるので群生することが 多い。 葉は卵円形で一見ハコベの仲間に思われるが、 互生で低いきょ歯があり、白い乳液を出すので わかる。 花は径8mm、深く5裂し、白色またはわずかに 紫色をおびる。