ヤマハンノキ (カバノキ科)

落葉高木。山地に自生。
高さ17mに達し、葉は大型で円形、切れ込みがある。
春、葉に先立って尾状の花穂を出し、紫褐色の
細かい花を密生。雌雄異花。

果実は褐色、楕円形。果実・樹皮はタンニンに富み、
染料とする。材は器具材・土木材とする。

雪どけが始まるころ発芽するカバノキ類の雄花は、
繁殖を迎える鳥たちの春一番の栄養源になっています。
やがて、雪がすっかり消えるころには、ピンク色の雌花が
開花し、函館山の新緑に彩りをそえます。


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