エゾフユノハナワラビ (ハナヤスリ科) 胞子植物。原野の草地にはえる多年草。 一本の葉柄を出して直立、高さ30〜40cm、 葉柄は2つに分かれ、栄養葉と胞子葉になる。 栄養葉は3回羽状に分かれ、最終の裂片には 鈍いきょ歯がある。胞子葉は葉柄の先の方が 穂状に分かれ、黄色の胞子のうをつける。 7月中旬頃、栄養葉と胞子葉はのび出し、葉は 翌年の秋に枯れる。日本名は冬の花蕨で、 冬に新葉を生ずるから。