ハマウツボ (ハマウツボ科)

ヨモギ類(オトコヨモギ、ハマオトコヨモギ)に
寄生する植物で、海岸の岩場や海岸砂地に多い。

根茎は太く肉質のひげ根で寄生主の根につく。
茎は太く円柱状で高さ15〜18cm、葉緑素が
ないため葉とともに黄褐色である。
葉はりん片様に小さく茎にまばらにつく。
茎の上部に花穂を出し、花冠が上下2唇に
分かれた淡紫色の花をつける。

日本名は浜靭で、花穂の形が矢を入れる
うつぼに似ていて海岸にあるからという。


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