ウンラン (ゴマノハグサ科) 海岸の砂地にはえる多年草。 全体が緑白色で毛がない。 茎は斜に立ち、高さ20〜30cm、花は淡黄色で、 2唇形あるが、上下の唇をぴたりととじて、 雄しべ、雌しべを包みこんで、虫がくるまで 雄しべも雌しべも姿を表さない、その形から 仮面状花冠とも呼ばれる。 日本名は海蘭で、海浜に咲く花が蘭のように 美しいという意味。別名金魚草は花形によるもので、 園芸種の金魚草に似る。