ヒヨクソウ (ゴマノハグサ科) 茎は細長く直立し、高さ30〜60cm、 全体に白い軟毛がはえている。 葉は対生してそのわきから左右対称に細くて 長い花穂を出し、淡紫色の小花を多数つける。 日本名は比翼草で対になった花穂に基づく ものである。比翼とは連理と合わせて老若男女を 問わず深い愛情を表したもので、玄宗皇帝と 陽貴妃との愛の深さを詠じた白楽天の詩は有名である。 「在天願作比翼鳥、在地願為連理枝」 広い学識の中からつけられた名。