アリノトウグサ (アリノトウグサ科) 丘や山地の日あたりのよい道端にはえる小型の多年草。 茎は直立した部分の高さは12〜25cm、 花期には枝の先に花弁が赤褐色の花を咲かせる。 開花すると、まず雄しべが垂れ下がって花粉が 空中に風で散布され、ついで花弁が散り落ち 雌しべがのびてくる。 日本名蟻塔草は花序を蟻塚に似せ、 その花を蟻に見たてたものである。