タネツケバナ (アブラナ科) 日本名は種漬花で、この花の咲く頃、 田植えの準備に種もみを水につける (漬ける)ことによる。その水田や排水溝に 多くはえる多年草。茎の基から枝を分けて直立、 高さ15〜30cm、葉は羽状に裂ける。 白色十字状花(雄しべ6、がく片4、花弁4、雌しべ1) をつける。果実は細長い柄の先に直立、長さ約2cm、 熟すと果皮は2つに裂け、種子を飛ばす。