カシワ (ブナ科)

海岸から山地の日あたりのよいところにはえる
落葉木。枝には褐色の短毛と星状毛が密生、
葉のふちの切れこみの歯の先は波形で円い。
果実の総包(はかま)は杯状で、総包片は線状で
外側にそりかえる。

日本名は槲で、炊葉の意味。食物を盛る葉のこと。
昔は食物を盛る葉をすべてカシワと呼んだが、
今日では本種の固有名となった。


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