ヤマノイモ科

蔓性の多年草。
葉は互生または対生、幅広く、時に掌状に分裂し、有柄、
葉腋に球芽がつくことが多い。しばしば雌雄異株。

花は小さく、穂状または総状につく。花被片は2列、6個、
放射相称、雌花の花被は下部子房と合生し、子房下位。

雄ずいは3または6。子房は3室または不完全な隔膜がある。
花柱は3、離生。果実は萌で稜または翼があるか、時に漿果。

約10属、650種。主とし欧亜大陸の熱帯に産するが、
北米温帯にまでおよぶ。地下部はいも(Yam)として重要な食品である。


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