正解は...3番の 「2年」でした。 |
ホタテ養殖漁業で育成されたホタテは通常約2年でおよそ10cmくらいとなり、
出荷時期を迎えます。
ホタテ養殖業ではホタテの性質を利用し、5〜7月に採苗器と呼ばれるものを
海中に投入し付着した稚貝を確保します。 |
こうして確保された稚貝はパールネットと
呼ばれる篭の中に収容されて翌年まで
育成されます。
この間稚貝の成長と共にふるいにかけて
大きなものを選別し、1つのパールネットに
入れる数を徐々に減らしていきます。
この作業は分散と言い2〜3回行われます。 |  |
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こうして一冬越した稚貝は5〜7cm
となり耳吊りの時期(2〜4月)を迎えます。
耳吊り垂下養成とは、この時期の稚貝の
耳に穴をあけテグスなどを通し、
ロープに吊す方法で砂原町の
ホタテ養殖でもっともポピュラーな
ものです。
こうして吊り下げられたホタテは、
この年の11月頃から翌年にか
けて約10cm位の大きさとなり、
成長の良いものから順次2年貝
として出荷されます。
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