ヤドリギ科

他の樹木上に寄生する。常緑の低木。
葉は対生し、単葉で通常全縁、まれに退化して鱗片状。
托葉はない。花は両性、または単性で放射相称または
左右相称、穂状、総状、または集散状あるいは束状につき、
多くは基部に苞または小苞がある。がくは子房と合生し、
ふちは切形または分裂、まれに欠如する。花弁は4-8、
または下部筒状に合成生し、裂片はつぼみの時敷石状に並ぶ。
雄ずいは花冠裂片の数と同数でこれと対生する。
子房は下位で1室、直立する1胚珠があり、柱頭は1。
果実は粘質の漿果で1種子がある。種子は果皮と合着、
胚乳は肉質、胚は真直である。世界に約40属1400種ばかりがあり、
主として熱帯地方に多い。


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