ヤマウルシ (ウルシ科) 山地に普通な落葉木。葉は幹の頂から出て 11〜17枚の小葉からなる。その葉腋から 花が房になってさがる。雌雄異株。雄花は 雄しべ5本、小さい退化した雌しべ1本から なり、雌花は雌しべ1本と小さい雄しべから なっている。果実はゆがんだ扁球形で、 黄褐色剛毛を密生する。春の新葉は枝先に 集まって立ち上がり、葉軸が赤褐色で目だつ。 秋の紅葉は美しい。かぶれに注意を要する。