ノリウツギ (ユキノシタ科) 日本名糊空木。ノリノキ(糊の木)は幹の 内皮で製紙用の糊をつくるから。北海道では 「サビタの歌」に歌われているように、サビタが 一般化している。語源は不明。アイヌ名は 「ラスパ、ラスパニ」で、槍の柄と穂先をつなぐ 「継ぎ手」、「ニトペ」は内皮の糊のことである。 落葉の低木で高さ2〜3m内外、枝先に 大きな穂状の花の集まりができ、白色で 多数の飾り花と両性花をつける。