ヒメザゼンソウ (サトイモ科) 沢沿いの湿った地にはえる多年草。 ザゼンソウとちがって葉の方が花より早く、 雪どけとともにのび出す。ウバユリの 葉に似ていて、長い間気づかずに 混同されていたが、牧野富太郎氏によって 花が確認され、新種として発表されたのは 昭和の初期。仏炎包は黒紫色、花軸を 立て花序を作るが、ザゼンソウより小形。