キタコブシ (モクレン科)

北海道と本州中・北部の日本海側に自生し、
コブシより大形で樹形が整い、耐寒性も
あるのでヨーロッパ、アメリカで良く庭木として
利用されている。葉は長さ10-17cm、幅6-8cm。
花もコブシより大きい。

雪の山道を歩いていると、時折木の上に積もった雪が、
サラサラと落ちて来ます。見上げると枝先には雪の
綿ぼうしをかぶったキタコブシのつぼみが、冬の透き
通った日射しをいっぱいに浴び、キラキラと輝いています。
このつぼみが白い花を咲かせる頃、長かった冬が終わり、
山にもやっと春が訪れます。


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