マタタビ (マタタビ科) 山地にはえるつる性の植物で、 サルナシとちがって雌雄が雑居している。 雄株は多数の雄しべと役にたたない雌しべからなる。 雌株は雌しべよりない雌花と、雄しべと雌しべを 持った両性花からできている。果実は黄熟する。 猫が好む成分を持つのは本種の特性である。 日本名マタタビは、アイヌ名「マタタンプ」に 由来するという。