クスノキ科

落葉のもあるが、多くは常緑の高木または低木。
全体に芳香油がある。歯は通常互生、単葉で、
全縁または浅裂、通常透明な点がある。托葉はない。
花は両性または単性、放射相称、通常小さい。
花被は6片が2輪にならぶ。雄ずいは3-4輪あって、
各輪3、しばしば一部仮雄ずいとなる。葯は弁開する。
子房は常に上位、1室で中に1胚珠がある。胚珠は下垂し、
倒生。花柱は2-3浅裂。果実は核果または漿果。
果柄は上部がしばしば肥厚する。種子に胚乳はない。
胚はまっすぐで大きな肉質の子葉がある。31属、2000種
ほどがあり、主として熱帯と亜熱帯に分布する。


Back道南の山野草 Index