ハナニガナ (キク科) 山野に普通な多年草で、ニガナにまじって生えている。 全体に大形で高さ40cmに達する。根出葉や下部の 茎につく葉は広く大きく、羽状に深く裂けて、ロゼットの時 にはしばしば紫班に色がついて美しいのでハナニガナの 名がある。 初夏に上向きの枝が分かれて、頂にニガナより やや大きい頭花が開く、小花(舌状花)は 8〜10個がある。