クリ (ブナ科)

雌雄同株、雄花の尾状の花穂は新しい枝につき、
長さ約15cm、多数の黄白色の細花をつけ、
あまい香りがする。雌花の集まりは無柄で、
雄花穂の下部にふつう3個かたまってつく。
雌花のがくは6個で深く裂け、線状の花柱が見える。
果実は1〜3個集まって、とげのある総包(いが)に
包まれている。食べる時より関心をもたないが、
花の構成を観ると、その微妙さに驚きを感じる。


Backブナ科 Index   [函館山の自然 Index]