ワタゲカマツカ (バラ科) 日本名は綿毛釜柄で、材が硬く丈夫で 折れにくく、鎌の柄に使ったので名づく。 別名ウシコロシ(牛殺し)は、牛の鼻に 綱を通す時、この木で鼻の障子に孔を あけたことによる名。 葉ははじめ表に毛があるが、落ちて無毛となる。 春、小白花がかたまって咲く。果実は赤熟する。 この山の路傍に多いのは、何かの目的が あって植栽したと思われる。