イチビ (アオイ科)

インド原産の帰化植物。茎の高さ50〜150cm、
葉の両面には軟毛があって手ざわりが
ビロードのようにつるつるしている。

果実は半球形で、16個内外の分果に
分かれている。渡来は古く、「和名抄」
(929年代)に記載され、貝原益軒の
「大和本草」には「皮をとり麻として布を
織り、縄を編み、茎に硫黄をつけてつけ
木の代わりに用いた・・・」と記されている。
このように用途が広く、栽培されていた。


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