北海道駒ヶ岳の火山活動状況についてお知らせします
（平成１２年１０月２４日００時２０分発表、臨時火山情報第５号関連）。

　森・砂原・鹿部・七飯の周辺４町が行った調査によると、山麓に降灰等の事実はありませんでした。

　気象庁Ａ点（昭和４年火口の西南西約４�q）の地震計によると、２４日００時０１分頃から
継続時間約１３分間の火山性微動が観測されましたが、その後は観測されていません。また、
火山性地震は２４日００時から０１時４５分までに２回観測されましたが、特に増加は認められていません。

　森測候所の遠望観測によると、０１時３０分現在、噴煙の高さは火口上１００メートルでした。
噴煙の色は夜間のため確認できません。

　今後の火山情報に変化があった場合は、火山情報で随時お知らせします。

〜火山観測情報第２３号　平成１２年１０月２４日０１時２０分　札幌管区気象台発表〜

　北海道駒ヶ岳の火山活動状況についてお知らせします
（平成１２年１０月２４日００時２０分発表、臨時火山情報第５号関連）。

　北海道駒ヶ岳で火山性微動が観測されました。

　気象庁Ａ点（昭和４年火口の西南西約４�q）の地震計で００時０１分頃から約１３分間、
火山性微動が観測されました。最大振幅は約１マイクロメートルで、９月２８日の噴火時に
観測された微動振幅と同程度です。火山性地震は２４日００時から０１時までに２回観測されています。

　森測候所の遠望観測によると、０１時００分現在、噴煙の高さは火口上２００メートルです。
噴煙の色は夜間のため確認できません。

　森測候所が行った聞き取り調査によると、今のところ山麓に降灰があったという情報はありません。

　２４日２１時頃の北海道駒ヶ岳の上空１５００メートル付近の風は、西６メートル前後となっています。

　降灰等の有無についてはわかり次第、火山情報でお知らせします。

　今後の火山活動に十分注意してください。

〜臨時火山情報第５号　平成１２年１０月２４日００時２０分　札幌管区気象台発表〜

北海道駒ヶ岳で火山性微動が観測されました。

気象庁Ａ点（昭和４年火口の西南西約４キロメートル）の地震計で００時０１分頃から火山性微動が
観測されました。微動の最大振幅は約１マイクロメートルで、９時２８日の噴火時に観測された
微動振幅と同程度です。

　森測候所の遠望観測によると、００時１０分現在、噴煙の高さは火口上１０００メートルです。
噴煙の色は夜間のため確認できません。

　場合によっては北海道駒ヶ岳で噴火が発生した可能性もありますので、現在気象庁で降灰の
有無について聞き取り調査を行っています。調査の結果はわかり次第、火山情報でお知らせします。

　今後の火山活動に十分注意してください。

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